話を聴けない親、心を話せない子ども【コミュニケーション能力を高めよう】

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am3こんにちは、AI-amの吉田 晃子です。

「聴く」ということについてと、「聴き方」について。「 親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応 」のつづきでもあります。

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「聴く」ということについて

記事タイトル「 親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応 」のつづきでもあります。

親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応 」で、親の財布からお金を盗む子どもの対処法は、対処するという考え方ではなくて、対応すること、と書きました。

その対応とは、まずは、聴く ことだと書きました。

 

まずは子どもの心のうちを聴く。そこからかな、とおもいます。

話をするのではなくて、話を聴く

 

ただ、この「聴く」が非情にむずかしい。

 

「聴く」ができていなかったから今にいたっているわけでしょ?

なぜ できていないのか。

 

自身が子ども時代、「聴いてもらう」「聴いてくれる」が、日々の暮らしのなかに無かったからだとおもいます。

無いものは身に付くはずもなく…。

なにせ親も教師も、大人は、「聴く」の前に、「教える」をしますから。「聞く」ことすらしないで。
引用:親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応

 

「聴く」とはどういうことか?

じゃあ、その聴くってのはどういうことか? ということになりますよね。

たとえば、5歳の子どもAくんを連れてオジャマしていた知人のお家で、ご飯をよばれることになったとしますね。

「何もなかったからあり合わせなの〜」と言いながら出してくれたのは、オムライスとサラダ。

 

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ケチャップも含めトマトがきらいなAくんは言います。 「ぼくトマト食べたくない

 

このときあなたならなんて言いますか?

(知人の家じゃなくても)普段なんと言って応答してますか?

ほんのいっしゅん、考えてみませんか?

 

ぼくトマト食べたくない

 

:

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(1)「そんなこと言わないで食べなさい」

 

(2) 「おいしいよ〜。好き嫌い言ってたら大きくなれないよ〜」

 

(3) 「よそのお家では出されたものを食べなきゃいけないのよ」

 

(4)「じゃあ、ママが食べてあげるね」

 

(5)「なんで食べられないの?」

 

(6)(「そんなこと言わないで食べなさい」と言われ、ほんの、ほんの、ちょぴっ! とだけ食べて)「えらいね! すごいすごい!! もうすこしがんばって食べてみよっか!!!」

 

ほかにも様々な応答があるかとおもいますが、ここにあげた6個の返答は比較的多いパターンかとおもうんですね。

でも(1)〜(6)どれも、「ぼくトマト食べたくない」というAくんの気持ちを、親は聴いていません。

 

想いのキャッチボール

これ、海琳 さんが5歳だったころの実話なんですね。

彼女の場合は、トマトがキラいだったわけでも、ケチャップがダメだったわけでもなかったので、おもわず言ってしまいました。

 

s-fukidashi232 「まりん、トマト食べたくない」

 

 

s-fukidashi225 「え? なんで? まりんトマト好きやん」

 

 

s-fukidashi232 「まりんの話きいてる? まりん、トマト食べたくないって言うてん」

 

 

 

あちゃーーー(ノд`;)  ま〜た やっちまった(笑)。

そうなんですよね。海琳さんから投げられたボール(想いや気持ち)を、まずは受け止めてないんですよね、これ ↑↑。

 

「聴く」はほんとにむずかしいです。

日ごろ、海琳さんは聴いてもらってる(受け止めてくれる)のがあたりまえになってる環境だから、わたしが聴けていないときは、すぐさまこんなかんじの反応がかえってきます(今も! ´∀`;)。

この指摘は、親子や夫婦関係など、他者とのコミュニケーションが心地よいものになっていく貴重なギフトで、ほんっとありがたいです。

聴けない親、話せない子ども

親の財布からお金を盗んだ理由を子どもに訊いてもなにも答えないんです、となる場合、それは聴けてないってことです。

日々の暮らしのなかで、自分(子ども)の想いや気持ちを聴いてもらえていなかったら、つまりは受け止めてもらえていなかったら、その寂しさから 愛を盗む=お金を盗む 心理が働くのは自然なことだとおもいます。

 

思春期のころ、親とさして喋らなかった方は多いかとおもうのですが(わたしは必要以上には喋らなかったし、親には相談もしなかった)、ウザイんですよね。

「しんど〜」って言っただけなのに、「なに言うてんの! 若いもんが」ってくるし、「眠た〜」って言えば、「はよ、寝ーへんからや」って言われるしで。それでもって説教までついてきてね。

□□ができなかったら、◯◯させてもらえないんです。

「聴く」もなにもあったもんじゃないですよ。すべて押しつけですからね。

 

子どもが親のお金を盗んだときの、大きく括った2つの対処法のひとつに、「叱るのは逆効果だからまずは冷静に話をしましょう」 があるけれど、聴けていないうちは、「話をしましょう」は成り立ちません。

 

コミュニケーションをはばむ12の型

さきほどの、「ぼくトマト食べたくない」の応答、

(1)「そんなこと言わないで食べなさい」

(2) 「おいしいよ〜。好き嫌い言ってたら大きくなれないよ〜」

(3) 「よそのお家では出されたものを食べなきゃいけないのよ」

(4)「じゃあ、ママが食べてあげるね」

(5)「なんで食べられないの?」

(6)(「そんなこと言わないで食べなさい」と言われ、ほんの、ほんの、ちょぴっ! とだけ食べて)「えらいね! すごいすごい!! もうすこしがんばって食べてみよっか!!!」

もそうです。

 

(1)は、頭ごなしの禁止、命令です。

(2) は、ウソを言って脅迫してます。

(3) は、説教。押しつけです。

(4)は、子どもの考える力や創造する力を奪って、導きます。

(5)は、親が頭で納得したくって、理由を探し、原因を分析します。

(6)は、激励して、ほめて、親が善しとするコントロールです。

 

 

どれもが「聴く」どころか、コミュニケーションをはばみ、相手の行動を変えようとしています。

この対応をされた子ども(おとなでも)は防御的な反応を示し、こちらの望んだようには行動してくれません。

 

「聴く」を知らないで大人になったわたしたちが、知らないままやっている お決まりの12の対応

残りの6個は 【保存版】子どもが学校に行きたくないと言ったとき親がすべき1つのことと12のNG で詳しく書いています。

【保存版】子どもが学校に行きたくないと言ったとき親がすべき1つのことと12のNG

「ぼくトマト食べたくない」と子どもが言ったら、食べたくないのね」、「トマトきらいなのね」と共感的理解を示すボールを返して初めて、想いのキャッチボールは成立するのです。

 

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