こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
当ブログ・オヤトコ発信所の 星山海琳 (まりん)は、魅力的ではなかった 小・中・高 へは通わず、その間、勉強も一切していませんでしたが、
17歳のとき、「大学はおもしろそう♪」と思い立ちました。
そして 小・中・高、12年間の勉強を2ヶ月半で終え、全8教科の高卒認定試験に合格し、現役で大学へ入学しました。
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そんな経歴のまりんの母親・よっぴーがおもっている、「学校に行きたくない」と言ったとき、親がすべきたった1つのことと、言ってはいけない12コのNGの言葉 を載せてみました。
学校に行きたくない、学校を休みたい、って思う子どもご本人のかたには、こちらがよく読まれています。↓↓
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もくじ
子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、どんな言葉を返せばいい?
「『子どもが学校に行きたくない』と言っているのですが、このようなとき何と言えばいいんでしょうか」といったご相談を受けます。
「そんなこと言ってないで学校に行きなさい」という言葉の危険性や、その言葉を言う前に知ってもらいたいこと、考えてほしいことは、 「学校に行きなさいという言葉は子どもの正直さを奪ってしまう事実を知ろう」で書きましたが……。
「学校に行きなさい!」と親に言われて、ひょいひょいと行くくらいなら、はじめから行っていますしね。
あなたなら、何と言いますか? 「学校に行きたくない」と、こどもが言ったとき。
「学校に行きたくない」と言う子どもへの12個のNG言葉
「学校なんかもう行きたくない!」と、こどもが口にしたとき、あなたはどんな反応を返していますか?
次のうち、どれが近いでしょうか?(複数可)
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- 「文句ばかり言わないで行きなさい」
- 「行かないとお父さんに言いつけるよ」
- 「学校に行くのは当たり前!学校に行って勉強するのが子どもの仕事でしょ」
- 「お母さんがついていってあげようか」
- 「学校をイヤだと思うからイヤになるのよ。イヤだと思わなきゃいいのよ。しっかり勉強して、友達と仲よくすれば大丈夫よ」
- 「ちょっとイヤなことがあるとすぐ弱音を吐くんだから。ダメねえ」
- 「じゃあ行かなくていいじゃない」
- 「だらしないわねえ。甘ったれね、あなたは」
- 「学校の成績が悪かったからでしょ? だから行きたくないんでしょう?」
- 「ああ、わかるわ。学校はイヤなときもあるわよ。でも明日はいいことがあるかもしれないし、がんばって行ってごらん」
- 「いつから行きたくないって思いはじめたの? いじめっ子でもいるの? 先生となにかあったの?」
- 「まあおやつでも食べなさい。明日の朝になったら気が変わるわよ」
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親のさまざまな反応は、だいたいがこのいずれかに分類されます。
この12の型は、お決まりの12の型と言い、トマス・ゴードンさんの「親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」によるものです。
上記のお決まりの12の型のうちのどれかにあてはまれば、あなたは親としてかなりふつうだといえる、とゴードンさんは言います。
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コミュニケーションをはばむ「お決まりの12の型」
どういう言葉で返すか?
ほとんどは、この12の型のどれかになる。12の型のうちの1番だけを言う、とかではなくて、1番と2番を合わせて言っていたり、4番を言ってみたり… とかしながらね。
ゴードンさんは続けて言われます。
こどもが「学校に行きたくない」とか、「学校休みたい」と言ったときに返すこれら12の型は、どれもコミュニケーションをはばむものだと。
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どんなふうに、コミュニケーションを阻んでしまうのか。
こどもが「学校なんかきらいだよ、もう行きたくない!」と口にしたとき
たとえば、
の「文句ばかり言わないで行きなさい」の場合だと、
→ これは、こどもに何かするように・またはしないように、強制している、 命令となるそうです。
の「行かないとお父さんに言いつけるよ」は、
→ それをすると、どんな結果になるのか、 脅迫しています。
ちなみに、
こどもが「学校なんかきらいだよ、もう行きたくない!」と口にしたとき、
「文句ばかり言わないで行きなさい」や、「行かないとお父さんに言いつけるよ」、「お母さんがついていってあげようか」と言われると、どんなふうに感じるのか、
これ、文章を読んでいるだけだと、実感はできないので、わからないままなんですよね。
そこで、 NGな「12の型」がどんなふうにこどもに伝わっているのか、ハッピー講座で体感してもらっています。
体感するとね、わかるんですよね。
逆に言えば、体感しないとわからないんですよね、誰だって命令されたり、脅迫されてうれしい人なんていないのに 😥
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これまで、この記事を読んでくださったたくさんの方々にも受講していただいていた「親と子がハッピーになるコミュニケーション講座」が、対面から、動画でマイペースに、何度でも学べるスタイルへと生まれ変わりました。
動画で、12の型の答えも含めて、「文句ばかり言わないで行きなさい」や「行かないとお父さんに言いつけるよ」「お母さんがついていってあげようか」など12の型がどんなふうにイヤな気分になるか、その体験をはじめ、では、どう言えばいいのか? 文字を読むだけでは実感・実践できない「話しかた」や「聞きかた」、「問題解決法」が、いつでも、どこでも、なんどでも見れます。
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健全なコミュニケーションを教わってきていないもんだから、お決まりの12の対応 をしてしまう んですね。
そのため、こどもが口をつぐんでしまったり、反抗したりして、会話ができなくなる のです。
「不登校」が理解できる秘訣
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- まずは自分がどういう話し方をしているのか
- 12の型は、どんな悪影響を与えてしまうのか
- どれほどまでに破壊的か
- ことばに隠されている意味(メッセージ性)はなにか
- 12の型ではない対応とは、じゃあどんなものなのか
- こどもがこころを開くことばにはどんなものがあるのか
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こどもさんが「学校に行きたくない」「休みたい」などと言い出したとき、
ことばに隠されている意味(メッセージ性)を知っていくことで、「不登校」が理解できるようになっていきます。
「学校に行きたくない」「休みたい」のほか、
「高校やめたい」、
「部活やめたい」、
「塾、やめたい」、
「ゲームしたい」、
「お風呂に入りたくない」、
「ピーマン嫌い」
「お兄ちゃんが叩いた」などなど、、、
こどもの言動に対して、12のNGのことばで対応するのではなく、こどもが心を開くことば をつかっていきましょう。
行為のまえに存在
Q. 「『子どもが学校に行きたくない』と言っているのですが、このようなとき何と言えばいいんでしょうか」
A. いちばん最初にやってあげてほしいなとおもうことは、「そうなんだあ」と言って寄り添う こと。
学校に行けない状態、学校に行かないことを全受容で包んで、ただただ寄り添ってあげてほしい。そう願っています。
学校へ行くかどうかは二の次です。
まずは、耳。
口は、あと。
学校に行かないことはなにひとつイケナイことではありません。
湧き出るであろう動揺や不安は一瞬ポケットにしまって、否定文はすべて飲み込んで。。。
簡単なこと。まずは愛。
「なんで?」「どうして?」(コミュニケーションをはばむ12の型)と聞くのではなく、
「そうなんだあ」のあと、
「よく 話してくれたね。話してくれてありがとう。聞かせてもらえたこと、うれしい」
そして、
あなた(子ども)は「どうしたいの?」
わたし(親)に「どうしてほしい?」
[box class=”pink_box” title=”世界は多様に満ちている”]
「不登校ゼロ達成!」とノボリをあげている中学校を、JRに乗って東の町に向かっているとき、列車の窓から見た。
「えっ?」と疑った目から、涙が震えながらこぼれた。
恐ろしすぎてん。
それってな、自殺した生徒がいる学校で、校長先生が全校集会で「なぜ教師や親に相談しなかったのか。他の生徒のみなさん、このような親不孝はしないでください」と言っているのと同じやん。
こどもたちを見殺しにする学校は、不登校の原因は本人とその家族にあると思いこんでる。他の児童生徒は「ふつう」に登校してるから、学校に来れない原因は本人にあると勘違いしてるんだろうね。
でもな、ちがうやん。
「ふつう」は、目をつぶす、っておもった。
耳も聞こえなくする、っておもった。
頭についた鼻の高い口だけが急いでてさ。
ハウツーとかが嫌いなわたしが、「親と子がハッピーになるコミュニケーション講座」をやっていこうとおもったキッカケが、実はこのノボリでした。
「言ってきかせる」は、あかん。
なんであかんか?
単一の価値観、単一の生活様式しか許容できない人に成長させちゃうから。
自らが「ふつう」の枠を縮めて、許せないことを多くするから。
「わが校から不登校をなくそう!」と言っているどこかの校長とおんなじことを、家庭でしたら、あかん。
顔のないその校長は、権力主義、独裁主義に染まった人なんだろう。
わたしは「世界は多様に満ちている」ことを言動で示していく。
そのために、
目をもどし、
耳をもどし、
口をもどす、このハッピー学を伝えていこうとおもった。
わたしとともに育ってきた、まりんさんとともに。
「聞きかた」とか、「話しかた」とか、そんなんじゃないねん。
ハウツーとか、ノウハウとかじゃないねん。
頭についた鼻の高い口、元にもどして、
「聞く」をしたら、寛容がひろがっていくねん。
ひろがるだけ、楽になるねん。心地よくなるねん。世界はひろがんねん。
>>> 「世界は多様に満ちている」ことを言動で示していくために親のすることはより –
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学校に行くのがつらければ、まずは休んでください
学校に行かすことが大事なんじゃありません。
行きたくない子を無理に行かすことが教育なんじゃありません。
行きたくない場所に行く必要はありません。
靴ずれする靴を履かなくたって、自分に合う靴を履けばいい。
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本の紹介
不登校になって伸びた7つの能力
新刊! 当ブログ・オヤトコ発信所の吉田晃子、星山海琳、親子で書いた共著本。不登校のおかげで脅かされずに育った能力について書いた本です。
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小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話
当ブログ・オヤトコ発信所の吉田晃子、星山海琳、親子で書いた共著本。自分はただ「やりたいことをやり」「やりたくないことはやらなかった」星山海琳は、小学校1年生から学校へ行かなかった。中学校にも一度も登校したことがない。
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