【まとめ】不登校の選択肢と親ができる3つのこと-学校は行きたいから行く場所

amam
こんにちは、

AI-am(アイアム)のよっぴーまりんです。

 

先日のトークライブでいただいたご質問、学校以外の選択肢として親ができることを教えてください」にこたえています!

 

学校以外の選択肢 を考えるときに親ができる、最大、最強に重要なことは、「一条校に行くのはあたりまえ」という思い込みの前提をはずすことです(一条校…学校教育法第一条で定められた学校。みんなが知っている一般的な学校)

学校は、行きたいから行く場所!

登校をしているこども、不登校をしているこどもに関わらず、親ができることを、今回は3つに絞って書いています。

「学校に行かない」は「家のお風呂に入る」と同じようなこと

先日のトークライブでお話させてもらったのは、「学校に行く」「学校に行かない」は、「お風呂屋さんに行く」「家のお風呂に入る」と同じ、ということ。

どちらを選ぼうとお風呂に入っているわけで、その選択は重いものじゃないよ、ってことを、実例とともにお話させていただきました。

 

その「学校」には行っていないだけで、生きているところすべてが学びの場なんです。

地球が学校なんです。

 

今日いまこのとき、

その「学校」で、国が定めた “いまはこれを習え” に従ってそれを習っているのか、

その「学校」以外の学校で、自分自身の内から湧き出た好奇心に従ってそのしたいことをしているのかの違いだけなんです。

 

※ ついでに言えば、教師や親は、教えたら教えたことをこどもは学んでいると思っているけれど、その「学校」で、国が定めた “いまはこれを習え” に従ってそれを習っていたとしても、こども本人が本当のところ何を学んだかは、だれにもわかりません。

こどものころお母ちゃんに怒られてて、「わかったの?」と強く言われるもんだから、「うん、わかった」と返事をしたりしませんでしたか? こころのなかで思っていたことは(学んでいたことは)、母が教えようとしていることではなく、「ここで『わかった』って言っておいたら怒られるのが早く済む」ってこと。

人は、自分にとって必要なことを学んでいるのです。

 

で、

どんなお風呂屋さんがあるのか(どんな学校があるのか)、ならびに、親ができることを書いていきますね。

学校の選択肢

まず、学校の選択肢について。

小学校、中学校の年齢であれば、

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  • 一条校(学校教育法第一条で定められた学校。みんなが知っている一般的な学校)
  • ホームエデュケーション(ホームスクーリング)
  • 教育支援センター (適応指導教室)
  • フリースクール
  • オルタナティブスクール
  • インターナショナルスクール
  • 山村留学
  • 海外留学

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などがあります。

 

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また、高校であれば、一条校にも以下の3種類があります。

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  • 全日制高校
  • 定時制高校
  • 通信制高校

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小学校不登校、中学校不登校であっても高校進学はできます。
その際に選択率の高い通信制高校と、定時制高校の学費の比較です ↓↓↓
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☆ 通信制高校の情報を収集するときに、とっても便利だなっておもったのが、通信制高校を無料で一括資料請求できる「 ズバット通信制高校比較 」でした(実際に請求してみた! 利用した感想は こちら )。

「ズバット通信制高校比較」では、各校の違いや学校の選び方だけでなく、説明会や相談会、体験入学などの情報が満載、プラス、サポート校や高卒認定予備校の資料も一括請求できます。

高校は通過点と捉え、高卒認定を利用しようと考えている場合にも便利です。

 

 

またさらに、大学への進学方法は多岐にわたっていて、高校留学をうまく利用する人や、まりん さんのように小中高は行かずに、高卒認定試験を利用して大学に行く人もいます。

高卒認定試験を利用して「飛び級」で大学に行く人もいます。

 

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高校に通いたくないひとが大学へ行く4つの方法をまとめています ↓↓↓
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中学の不登校から大学・専門学校へ入学する方法をまとめています ↓↓↓
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高卒認定試験を利用して17歳(高校2年生)で大学に行ける「飛び級」入学が実施されている大学の情報です ↓↓↓
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親ができる3つのこと

不登校/登校をしているこどもの親ができることを、今回は3つに絞りました。

 

1.「不登校」をネガティブにとらえていない人や、その実例を知る

親にできることは、メディアでは未だにネガティブに取り扱われる「不登校」を、ネガティブにとらえていない人たちや、そういった考え、実例等を、まずは知ることだとおもいます。

 

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不登校とはただ、学校に行ってないだけ。ただそれだけです。靴ずれする靴を履かなくたって、自分に合う靴を履けばいい。 ↓↓↓
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不登校が苦しい親の特徴と、不登校が苦しくない親の特徴、その違いと、不登校の本質について書いています。 ↓↓↓
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不登校をしているこどもの受け皿としてのスクールではなく、一条校とは異なった独自の教育理念・方針をもっているオルタナティブスクールをいくつか知ってみるのもいいかもしれません。

 

>>> 参考記事
日本のオルタナティブスクールのひとつ、「シュタイナー学校」↓↓↓
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文部科学省に認可された私立学校でありながら、独自の理念・方針にもとづいた教育を実践している「きのくに子どもの村学園」↓↓↓
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フレネ教育やイエナプラン教育をベースに、ESD(持続可能な未来をつくる教育)を行っている「箕面こどもの森学園」↓↓↓
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日本ではじめてイエナプランスクールとしても認定された「大日向小学校」↓↓↓
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サドベリースクール・デモクラティックスクールが Yahoo! ニュースで特集されたときのインタビュー↓↓↓
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2.たくさんのルート、選択肢を知ること

小学校 ➡︎ 中学校 ➡︎ 高校 ➡︎ 大学 といった、誰もが知るルート以外にも、以下のようなルートもあると知っていると、視界が広くなります(もちろん、以下のほかにもたくさんあります!)。

  • 小学校、中学校に行かずに、高校へ行く
  • 小学校、中学校、高校に行かずに、大学へ行く
  • 小学校、中学校、高校に行かずに、大人になる

 

※ 小学校・中学校は、一日たりとも登校しなくても、また、入学式や卒業式に出なくても、卒業ができます。
>>> 不登校で卒業式は出たくない! 小学校・中学校不登校でも卒業できます

 

そんなつもりではなかったけれど、何らかのきっかけから「不登校」をするようになって、上のようなルートを選んだ人もいる一方で、

あえて、これらのルートを選んだ/選んでいる人たちも、あんがい多くなっています。

このNHK番組での感想を書いたリンク先 →『 学校に行かない選択/学校以外の学び場と変わりつつある学び方『ウワサの保護者会』より 』で登場するタオさんも、「あえて」のおひとりです。まりんさんもそのひとりです。

そういった情報・事実を知っていくこと(この「オヤトコ発信所」でも発信をつづけています)

 

 

勉強に関して言えば、場所にこだわる必要はありません

たとえば、一条校には行かずに、教育委員会が運営している教育支援センター(適応指導教室)に行っていると、一条校に登校していることとみなされ、出席扱いとなります(民間運営のフリースクール等でもこのシステムがあるところは多いです)

教育支援センターやフリースクール等で過ごし、リクルートのスタディサプリなどネット塾で勉強をして、全日制の公立高校に行った人もいます。

 

まりんさんのように、学校の勉強はしないで日々やりたいことをして過ごし、自らが必要としたとき、学校の勉強をはじめる人もいます。

未だ必要になることがなく、息子(まりんさんの兄)のように学校の勉強はしないまま、働いている人もいます。

 

3.「学校以外の選択肢」ではなく「学校の選択肢」を考える

こっちの水だけではなく、いままで知らなかったあっちの水も、そっちの水も、飲んでみる。いろんな情報を得て、事実を知って、知識を増やし、視野を広げ、

「学校以外の選択肢」ではなく、「学校の選択肢」という発想(思考回路)をもつ こと。

 

この記事の冒頭で、こう書きました。↓

まず、学校の選択肢 について。

小学校、中学校の年齢であれば、

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  • 一条校(学校教育法第一条で定められた学校。みんなが知っている一般的な学校)
  • ホームエデュケーション(ホームスクーリング)
  • 教育支援センター (適応指導教室) 教育委員会が運営しているのが適応指導教室
  • フリースクール
  • オルタナティブスクール
  • インターナショナルスクール
  • 山村留学
  • 海外留学

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などがあります。

 

一条校もホームエデュケーションも、フリースクール、オルタナティブスクールも……。すべて、おなじ土俵に乗っているものです。

すべてを、おなじ土俵に乗せるんです。

学校以外の選択肢 を考えるときに親ができる、最大、最強に重要なことは、「一条校に行くのはあたりまえ」という思い込みの前提をはずすこと です。

 

一条校に行けないから、、、だから、ホームエデュケーションやフリースクール、オルタナティブスクールなどを選ぶ、のではないんです。

一条校には行ってないんだけど、家で勉強もしていて、サッカーもがんばってるんです、、、ではないんです。

一条校には行けてないんだけど、、、ではないんです。

 

学校は、行きたいから行く場所です!

 

「教育機会確保法」の全文掲載、ならびに、ひとしく教育を受ける権利がある すべてのこどもの学習権を保障するために どうすればいいのか、について書いています。↓↓↓
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