【学校の勉強をする意味】小中高に通わなかったわたしが思うこと

「やりたくない」のたいせつさ




am3こんにちは。

AI-am(アイアム)
星山 海琳 です。

 

「学校の勉強をする意味」に、多くの子どもが立ち止まります。それは、いまの自分にとっては意味がないと、本当は知っているから。

小中高に通わなかった、17歳まで一切の勉強(科目勉強)もしていなかったところから大学へ行ったわたしが、「学校の勉強をする意味」を考えるとき、思うことを書いています。



「学校の勉強をする意味」に正解はない

ほとんどの子どもたちが、学校の勉強をする意味について考えます。

それは、学校の勉強は自分にとって意味がないと、身体が知っているから。だって、意味があるとわかっていることなんて、わざわざ考えないですもんね。

 

学校の勉強をする意味、つまり価値が、あるかないか。これは実際のところ、「人による」というのが(つまらないけど)答えです。

誰にとっても価値のないものなんて存在しません(イル・マットは言うわけです、「こんな小石でも何か役に立ってる」、「これが無益ならすべて無益だ」と。>> フェデリコ・フェリーニ『道』から考える:「できないこと」で価値は決まらない https://ai-am.net/lastrada

 

でも、あるひとつの事柄が、すべての人に、同じタイミングで価値を及ぼすことはむずかしい。

 

大人の言う「意味」を、子どもたちはとっくに知っている

学校の勉強をする意味について、大人は、もっともらしい理由をいろいろと並べ立てますね。

 

  • 「将来の選択肢が増えるから」
  • 「あきらめずに努力する経験ができるから」
  • 「意外と役に立つこともあるから」
  • 「問題解決能力を高めるから」
  • 「こんなこともできなければ、社会に出てもなにもできないから」
  • 「好きなこと以外にも取り組めるようになるから」
  • 「勉強の内容ではなく勉強の仕方を学んでいるから」
  •  etc……

 

どれも、間違いではありません。

だって、その人はそう思っているし、「(誰にとっても)そうじゃない証拠」なんてどこにもない。少なくとも、「学校の勉強に長けた人」が「良い学歴」に近づけるのは本当だし、学歴に対する差別や偏見は、いまのところ実在しています。

でも、そんなことなら、子どもたちはみんな知ってるんですよね。

そのポジションを心から望んでいる人、選んでいる人は、大変だろうと楽だろうと、自ら進んで勉強をやる。「学校の勉強をする意味」は、自分で持っている。

 

ちなみに…

ちなみに、子どもを説得するために偉人の名言なんかを持ち出す大人もいますけど、あれはたいてい「学び」そのものについての言葉です。

「学校の勉強」に限った、ましてや現在の日本の学校における勉強についての名言なんて、たぶんほとんどないですよね。

「学校の勉強」と「勉強(学び)」は、同じものではありません。

 

小中高に通わず、勉強も一切しなかったわたしが思うこと

わたしは、小中高と学校に通わず、その間、一切の勉強(科目勉強)もしていませんでした

じゃあ、わたしは、「将来の選択肢は狭くて」「あきらめずに努力する経験もなくて」「問題解決能力も低くて」「社会に出てもなにもできなくて」「好きなこと以外には取り組めなくて」「勉強の仕方を知らない」人間なんでしょうか(まあ、そうだっていうなら、そうでもかまわないんですけど)。

 

実体験として、わたしは17歳のとき、掛け算も割り算も九九もわからない状態から、2ヶ月半で高認試験8科目に独学で合格して、大学に行きました

でもこれは、(珍しくはあっても)特別なことじゃない。

みんな、「勉強(学び)」「学校の勉強」に矮小化して認識させられてきたけど、それを捉えなおせば、これはすごく自然なことです。

 

>> 関連記事
「勉強」は遊びのなかにある。いつだって「今」必要なことを学んでいる。

 

「意味があるかないか」という考え方がそもそもの間違い

わたしの例を出すことで、「じゃ学校の勉強はやらなくてもいいんだ」って捉える人もいるんですけど、そんなこと、わかりません。

「学校の勉強に意味があるか・ないか」で考えることが、そもそもの間違いなんです。

 

学校の勉強に意味があるか・ないかで考えると、意味があれば「やらないといけない」、意味がなければ「やらなくてもいい」、そういうふうに考えることになりますよね。でも、ほんとうは、意味は、あって、ない。そういうもの。

そういうものだから、じゃあ、自分はどうするのか? 自分はどうしたいのか?

これを考えることが、「学校の勉強」に対して主導権を握る、唯一の方法です。

 

「勉強の遅れはいつでも取り戻せる」のワナ

わたしのことで言えば、学校の勉強をしなかったことを後悔したことは一度もないし、迷いもなかったし、昔もいまも「勉強」が好きです。

先に書いたとおりわたしは、小学校一年生がする勉強を、17歳になってからはじめました。

でも、ときどき聞く「勉強の遅れはいつでも取り戻せる」っていうのは、あんまり便利な考え方じゃないと思う。

 

わたしが学校の勉強をしなかったのは、「(いま)やりたくないから」で、大学に行くために高認の勉強をしたのは、「(いま)やりたいから」でした。

「“小学一年生”の学習内容は6歳のときにするべき」という考えが頑固だからこそ、「遅れ」とか「取り戻す」なんて発想ができるんじゃないだろうか? 「取り戻すつもりでやらない」のはしんどいし、結局「するべきもの」という前提がある。

わたしは、早い・遅いではなく、学びたいときに学びたいことを学ぶのが勉強(学び)で、それがいちばん素晴らしいと、そう思っています。

 

ちなみに、現在の学校教育はこの「学びたい」を育ててくれるわけじゃなくて、むしろ長い年月をかけて、子どもからこの好奇心を奪っていく。

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「やりたくない」の大切さ

学校の勉強をする意味を考える人って、学校の勉強、やりたくないんだと思うんですよ。いろんな理屈を聞くけど、すっきりしてない。だって、どんな意味を付け加えたとしても、やりたくないんだから。

学校の勉強をしなくてはいけない法律はないし、学校の勉強をすることは生きていく条件でもありません。

「やりたくない」がはっきりしているのは、すごくいいことだし、大事なことです。

「学校の勉強をする意味」(なんていう、大人にとってはくだらないこと)を考えて立ち止まるのは、自分のなかにある「本当」を大切にしているからです。大切に、したがっているから。

 

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「学校に行く意味ってなに?」を小・中・高に通わなかったわたしが考えた

 

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